機械式立体駐車場を利用した方も多いと思います。通称タワーパーキングとも呼ばれており、限られた空間にたくさんの自動車を駐車できる特徴が知られており、1929年、角利吉によって実用新案が取得されました。しかし実用化する技術がなかったため実現には至らず、33年後に石川島播磨重工業による循環タワー式が初めてのものとなりました。一般的にパレットやターンテーブルを持つスペースを観覧車のように循環させながら格納する循環タワー式、より収納効率を高めたエレベーター式の2つがあります。

最近ではこのような機械式立体駐車場から自走式立体駐車場へ改装する事例が増えてきました。狭い敷地を最大限有効活用できますが、機械式立体駐車場のベースとなるパレットのサビつきなどが生じること、メンテナンスコストが高く頻繁である、出庫する際に時間がかかる、相応問題などがある、車高や重量制限があるなどのデメリットが有りました。そのことから一般的な耐用年数である15年をめどに自走式立体駐車場へ変更する事例が増えているのです。自走式立体駐車場のメリットは、シンプルであることでしょう。

機械を用いないためメンテナンスコストを削減できますし敷地や目的に応じてフラット型やスキップ型、連続傾床式などを採用できるため、柔軟な運用ができます。だれでも使用しやすいことからショッピングモールやアウトレットモールなど、郊外型ショッピングセンターの主流になっており、月極駐車場としても利用されるようになっています。自走式立体駐車場のことならこちら

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